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【連載】ベストカー編集委員・梅木の「ちょっとした話」 Vol.5[標識や表示、ややこしいですな~]

 クルマのこと、カーライフのこと……。ベストカー本誌の編集委員・梅木智晴が日頃から感じていることを「ちょっと言わせほしいなぁ」ということで、毎週水曜日にベストカーMateでご紹介するこの連載コーナー。今週もいってみましょう!

■人はどこを歩けばいいの? 自転車はこの道を走っていいのじゃろか?

  まずは上の写真[1]を見てほしいです。日陰になっている左側の部分は「自転車専用道路」という青色の自転車の標識があります。なので、ここを人が歩くのは厳密に言えば道交法違反なんです(←マジですよ~)。

 逆に右側の日差しが照りつける道は自転車の通行が禁止された歩行者専用道路なのです。猛暑が続く今日この頃、日陰を歩きたい気持ちはわかるけどねぇ……。

 それにしても、上方に設置された道路標識。わかりづらいですよね!

■真夏の日中。暑いから、日陰になっている青色の自転車表示のレーンを歩きたいですよね……!

 そして上の写真[2]。自転車通行レーン(左側)と歩行者用レーン(右側)に区分されてはいる表示だけれど、標識が示すのは「自転車通行可の歩道」ということ。

 つまり、写真[2]の区間では自転車用レーンとされている左のエリアを歩行者が歩いても道交法違反ではないし、逆に歩行者用レーンとされてい右のエリアを自転車が走っても道交法上はOKということになる………んですよね?

 これら2枚の写真にある標識や表示を、運転免許を取得していない方々に瞬時に、正確に理解してもらって、歩行者と自転車がお互いスムーズに通行するというのはなかなか難しいんじゃあないのかな? って思うわけですよ。

 警察には、もうちょっと、そのあたりの部分を講習会などで周知してほしいなぁと感じていますよ。

 で、それ以上に感じることは、今回取り上げた2枚の写真に写っている5枚の標識と表示、一見何を意味するものなのか、わかりづらいですよね(汗)。(ベストカー編集委員・梅木)