ベストカー・オブ・ザ・イヤー2022‐2023は「シビックタイプR」!!
2023/08/07■2022年に登場した約50車種から選出
「第5回ベストカー・オブ・ザ・イヤー」の集計結果をお知らせいたします。もともと「ベストカー・オブ・ザ・イヤー」とはベストカーMateの前身となるベストカーClub時代に始まったイベントでして、 ベストカーClub員がその1年を代表するクルマ、最も印象に残ったニューモデルをユーザー目線から選び、皆さんの投票で決めていた章典です。
今回、2021年11月1日~2022年10月31日までの間に発売された約50車種のなかから、この年を代表する一台に選ばれたのは、「ホンダシビックタイプR」となりました。
以下、(実質的な一次選考である)10ベストカーの獲得票数をすべてお知らせします。なおBC Mate編集部側の都合により、発表が非常に遅れてしまったことを深くお詫び申し上げます。発表をお待ちになられていた皆さまには大変申し訳ありませんでした。
今回は旧ベストカーClub員のみの投票となりましたが、2023年も「ベストカー・オブ・ザ・イヤーカー」を実施する意向でありまして、ベストカーMate会員の皆さまにもぜひご協力をいただきたいと思っております。
こちらについては詳細が決まり次第、ベストカーMateのWebサイトにてお知らせしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。それでは、結果発表にいきましょう。
1位 ホンダシビックタイプR 157点

今回のイヤーカーはスポーツモデルで日本車史上FF2Lターボスポーツとしては最強モデルとなる330psを誇る新型シビックタイプRとなりました。ライバルであるルノーメガーヌR.S.と歴代でニュルFF最速LAPタイムを争い続けていますが、業界内外でその評価は非常に高いものとなっています。とはいえ、2位のGRカローラとの差はわずかでした。
2位 GRカローラおよびモリゾウエディション 148点

続いて僅差で2位に終わったのがこちらも生粋のスポーツモデルといえるGRカローラと同モリゾウエディションでした。直噴の直3、1.6LDOHCターボエンジンは同じエンジンを積むGRヤリスの272psからアップされ、304psにまで向上しています。近々、再販の可能性もあり、4WDターボ車としては日本車の頂点に君臨する1台と言っていいでしょう。
3位 クラウンクロスオーバー 108点

そして3位に入ったのは長年の伝統を打ち破り、クロスオーバースタイルで登場した新型クラウンクロスオーバーでした。新生クラウン第1弾はファストバックスタイルのクロスオーバーで、今後は間もなくクラウンスポーツの発売が控えており、今年冬には“本命”のクラウンセダンの登場が予定されています。
4位 マツダCX-60 80点

ここからは同点4位のクルマが5台続きます。まずはマツダFRラージモデルの尖兵となったCX-60。今後のマツダ浮沈のカギを握るSUVとして注目されていますが、このクラスでFRベースのアッパーミドルサイズSUVが322万3000円から購入できるのは意外に割安感がある面も。リアサスに採用されたピロボールの硬さがジャーナリストからの悪評を買いました。
4位 スバルレヴォーグ2.4Lターボ 80点

続いて2021年秋に前年に1.8Lターボのみでデビューしていた現行型レヴォーグに追加設定されたのがハイパフォーマンスモデルとなる2.4Lターボ搭載のSTI Sport R。そのスペックは先代のFA20ターボには及びませんが、275ps/38.2kgmとレガシィツーリングワゴンGT系の末裔に恥じない実力を持っています。
4位 レクサスIS500 F SPORT Performance 80点

同着4位としてはスーパースポーツセダンとして名高いレクサスIS500 F SPORT Performanceがランクイン。先代IS F、そして絶版となったGS F、現行RC Fに積まれている恐竜のような大排気量5LV8DOHCは481ps/54.6kgmというパフォーマンスを誇ります。もちろん、ターボで武装するBMW MモデルやメルセデスAMG系と単純に数値だけ比べると、見劣りするのは確かなのですが、大排気量NAエンジンというだけで充分な価値を持っていると言えるでしょう。
4位 三菱eKクロスEV 80点

軽EVとして日産サクラとともに支持を受けているeKクロスEVが同着4位にランクインしました。特に東京都内に住むユーザーの場合は国からの補助金55万円に加え、東京都から45万円の補助金と合わせて100万円引いてくれるというのはやはり魅力的に映る部分も。
4位 BMW2シリーズクーペ 80点

4位に入った5台のモデルのうち最後には輸入車初登場で、新型BMW2シリーズクーペが入りました。同じ2シリーズとはいってもFF系のMINIと基本設計を同じくするアクティブツアラーやグランクーペなどとは違い、こちらは伝統のFRレイアウトを堅持。よりハイパワーなM2も先代同様に設定されています。
9位 スバルWRX S4 71点

2.4Lの水平対向ターボを搭載する現行型WRX S4が9位にランクインしました。とはいえ、4位5台のモデルとの差はごくわずか。同じエンジンを積むレヴォーグSTI Sport Rよりも操縦性はスポーツセダンらしく、旋回性能などは高められており、コーナーを抜けていく速度は一段上となります。惜しむらくは先代型よりも100万円近く価格がアップしたことでしょうか。
10位 トヨタシエンタ 63点

10位にも同点で2台のモデルが入りました。まずは5貴重なナンバーサイズのコンパクトミニバンとして根強い支持をファミリー層から受けている新型シエンタ。ホンダフリードとの熾烈な販売合戦を繰り広げていますが、ライバルのモデルとしての古さもあり、販売的にはシエンタがリードする構図が続いています。
10位 日産サクラ 63点

同じく10位に入ったのが軽EVのサクラ。4位に入った三菱のeKクロスEVとともに軽として新たなカテゴリーを作り出した感すらあります。ただし、販売店パワーの差が出ているのか、販売台数的にはやはり日産車のサクラが優勢となっている状況です。
また、今回から新たに章典に加わった「今から30年前の1992年に登場した国産新車で最も好きなモデル」は、初代NSXタイプRが8票を集めて1位に選ばれました。

以下、次点として4票を集めたのはスバル初代インプレッサWRX、続いて2票ずつを集めたのが三菱初代ランサーエボリューションとオートザムAZ-1という結果になりました。
(以下、ベストカーWeb編集部・渡邊より雑感)
今回も走りに特徴を持ったニューモデルたちがワンツーを占める結果となりました。特に1位となった初代シビックタイプRはFFの2Lターボスポーツ、2位のGRカローラは4WDの1.6Lターボスポーツと駆動方式とエンジン排気量が違うのも面白い点でした。
また、これまでの伝統をかなぐり捨てて新しいチャレンジに挑戦したクラウンクロスオーバーにも高い評価を与えられたのも興味深いところです。今後、登場するクラウンスポーツ、クラウンセダン、クラウンエステートにも注目したいですね。
それとやはりカーボンニュートラル一直線に向かっている現在、日産サクラと三菱eKクロスEVがランクインしてきたのも注目ポイント。電動化は各自動車メーカーにとって避けられない状況だけに、今後登場予定のEVからも目が離せなくなりそうです。
最後に「今から30年前の1992年に登場した国産新車で最も好きなモデル」で選ばれたのが、初代NSXタイプRだったというのはBC Mateの皆さんの走りの志向を象徴するような印象を受けました。
イヤーカーもタイプR、過去の新車で隙だったモデルもタイプR。まさに皆さんの熱きホンダ車への思いがひしひしと伝わってくるような気がしました。これで発表を終えますが、改めてBC Mate編集部側の事情で長らく発表ができなかったことをお詫びいたします。
※「第5回ベストカー・オブ・ザ・イヤー」ノミネート車リスト
・日産ARIYA
・スバルWRX S4
・スバルレヴォーグ2.4STI Sport R
・トヨタRAV4 HYBRID Adventure
・スズキアルト
・ダイハツアトレー
・ダイハツハイゼットカーゴ&ハイゼットトラック
・VWゴルフVIIIGTI
・VWゴルフVIIITDI
・レクサスLX
・トヨタノア/ヴォクシー
・ヒョンデアイオニック5
・ヒョンデNEXO
・メルセデスベンツC180
・日産キャラバンディーゼル
・ルノーアルカナ
・BMW2シリーズクーペ
・DS9
・マツダCX-60
・プジョー308/308SW
・ボルボXC40リチャージ
・DS3クロスバックディーゼル
・ホンダステップワゴン
・日産SAKURA
・ランドローバーディフェンダー
・トヨタGRカローラおよびモリゾウエディション
・レクサスRX
・メルセデスベンツGLCクラス
・BMW X1
・テスラモデルY
・BMW2シリーズアクティブツアラー
・スズキアルトラパンLC
・ホンダシビックe:HEV
・ダイハツムーヴキャンバス
・トヨタクラウンクロスオーバー
・日産エクストレイル
・ホンダシビックタイプR
・レクサスIS500 F SPORT Performance
・トヨタシエンタ
・スズキスペーシアBASE
・シトロエンC5X
・ホンダN-WGNマイチェンモデル
・メルセデスベンツEQS
・メルセデスベンツEQE
・ダイハツタントマイチェンモデル
・ホンダフィットマイチェンモデル