【編集後記】ステランティスジャパンの社長さんも驚いた斬新なデザイン。新型プジョー408発表会の「こぼれ話」、お伝えします!
2023/06/21これはまさしく「新種」かもしれません! 新型プジョー408が、2023年6月20日に日本で発表されました。その場に参加した、私、ベストカーMate編集部B。発表会の「こぼれ話」などをお届けしますよ。
発表会の会場は東京・有楽町の東京国際フォーラム。7階の会場に足を踏み入れると、308やリフターなど7台のプジョーのモデルたちがずらりとお出迎え。こんな感じです。
■真っ白な7台のプジョーたちが報道陣をお出迎え。これらを7階まで運ぶのは大変だったでしょう。お疲れさまです
すべて白ボディというところがいいですね~。センスを感じます。ここでふと思いました。「7階までこれらを上げたり、運んだりするのは大変だったんじゃないか……」と。しかも、中央に鎮座するのはプジョーを象徴するライオンのオブジェ。これも重そうです(汗)。スタッフのみなさん、お疲れ様です(そんな要らぬ心配はするのは、きっと私だけでしょう……)。
そして会場内。発表開始20分前というのにもう満席状態。下写真のような感じで、報道陣はざっと300名ほどでしょうか。新型プジョー408の注目度の現れといえますね。
■ステーションワゴンだ。いやハッチバックだ! その姿は……「ファストバックとクロスオーバーをミックス」。それが新型408だ~
そして発表会が始まり、ブルーと白の新型プジョー408がアンヴェールされました~! 既存の408はセダンでしたが、今回のフルモデルチェンジで大胆に変革。見ようによってはワゴンにも見えるし、最低地上高が高いので(170mm)SUVチックでもある……。そんな第一印象でしたが、発表会の場で「ファストバックとクロスオーバーを融合させた流麗なスタイリング。このスタイルこそが、新408の最大の魅力です!」と高らかにアナウンスされたのです。さらに、「解き放たれた新種」というキーワードが、このモデルにはあることも付け加えていました。
登壇したステランティスジャパン・打越 晋社長は「当初ステーションワゴン風に変わっていくのかな……と思っていましたが、本物を見て衝撃を受けました。開いた口がふさがらない、というのはこのことで、新型408の姿は驚くばかりで、プジョーブランドの魅力そのものを体現したモデルといっていいです」と興奮した面持ちで語っていたのが、印象的でした。
■ガソリンモデル(1.2L、直3ターボ)が429万円からある! 純内燃機関を今、存分に乗っちゃいましょう!
続いて登壇したのは、ステランティス・インドアジア太平洋地域 販売事業執行 副社長であるビリー・ヘイズ。「新型408はまさに新種! 磁石のように心と視線が吸い寄せられ、奪われます。このデザインはまさに驚くべきものです」と、ビリー氏もスタイルを大アピール! それにしても「磁石のように心と視線が奪われます」……。この表現、なんだか粋ですね。
パワートレーンはガソリン(1.2L、直3ターボ)と、PHEV(1.6L、直4ターボ)という2タイプで、Allureグレード(受注生産)が429万円、GTが499万円。また、PHEVのファーストエディション(限定80台)というグレードも669万円で用意されています(※価格はいずれも税込)。
■あの森山未來さんがさんがサプライズで登場。「プジョーらしくモリモリのライオンヘアにしてみました!」。うん、ライオンに見えてきましたよ~
この発表会、最後に用意されたサプライズが、新型プジョー408アンバサダーの森山未來さんの登場! 俳優でありダンサーでもある森山さんが408の脇にスッと立つだけで絵になります! 「408とのスペシャルムービー撮りの時はストレートヘア。408の世界観にマッチしていると思いますけど、今日はプジョーらしくもっとモリモリのライオンヘアにしてみました!」とウェーブがきいたヘアをアピールしていました~。
でも、なぜ森山未來さんをアンバサダーとして起用したのだろうか? それが気になり、発表会終了後に、打越 晋社長と、英 信司広報マネージャーへ伺ったところ、「森山未來さんが醸し出す雰囲気や、ダンサーとしての躍動感が新型408のイメージにまさにハマりすぎ、という感じです。408のボディラインも、どことなく森山さんに彷彿させますから……ね!」と起用の理由(ワケ)を話してくれました。
スタイルはハッとする「新種」。早く乗りたい! と渇望する担当でした。(ベストカーMate編集部B)