【コラム】シルバーウィーク前に知っておきたい! 運転免許をもつ日本人の8.1%が75歳以上の高齢ドライバーという事実!!
2024/09/05クルマは生活するうえで欠かせないモノ。……都市部で暮らす方にはピンとこないかもしれないが、地方部では移動の手段、買い物などへ行く際、クルマはなくてはならない存在。クルマが「自分の足代わりになっている」高齢者にとっては、なおらさ。この先も運転したい……と思う方が多いと思うが、「75歳の大きな壁」があるのをご存知だろうか。
(写真:Adobe Stock/※「ベストカーWeb」2024年6月20日記事の転載)
■65歳以上の運転免許保有率は23.5%。さらに75歳以上になると8.1%! インパクトのある数値です!!
「75歳の大きな壁」。はて? なんだろう……と思うだろうが、その前にデータをご紹介したい。
運転免許保有者数は約8199万人。そのうち65歳以上の運転免許保有率は23.5%(約1927万人)。さらに75歳以上となると8.1%(約667万人)という数値になる(警察庁統計/令和4年)。
運転免許証をもっている日本人の8.1%が75歳以上の高齢ドライバーという、インパクトのある高い数値だ。
しかし、高齢者になると認知症など、クルマの運転を妨げる症状が出る人がいることも確か。認知症や体の機能の低下で、高齢ドライバーが起こす交通事故は後を絶たない。
■認知症の疑いがある高齢者にハンドルを握らせない……という「認知機能検査」
その背景のもと、警察庁は「75歳以上の高齢ドライバー」に対して、運転免許更新時の「認知機能検査」を実施している。認知症の疑いがある高齢者、あるいは認知症の高齢者にはハンドルを握らせない……という措置(検査)だ。
「認知機能検査」の出題内容。例えば、上の画像のように「動物や野菜など4枚のイラスト」を約1分間で記憶するのが1セット。それを続けて3セット、合計4セット、全部で16枚のイラストを約4分間で記憶し、「その16枚のイラストには何が描かれていたか」を回答するという出題内容だ。
正直言って、検査の出題内容は高齢者にとっては難しい。62歳になったばかりの筆者もやってみたが、(やはり)全問正解とはいかなかった(涙)。
「認知機能検査」の出題内容が難しいゆえ、まさに「75歳の大きな壁」といえる!!
■「新しいことにチャレンジせず、同じことばかりしていると脳は衰えます」(脳神経内科専門医・塚本 浩先生)
「75歳の大きな壁」。難易度高い「認知機能検査」を75歳以上の高齢者が無理なく解答するためには、日々の「脳活」がカギとなってくる。
現在、東京医科大学で脳神経疾患の専門診療に携わりながら、認知症の早期発見や予防研究も行う、脳神経内科専門医・塚本 浩先生はこう語る。
「新しいことにチャレンジせず、今までと同じことばかりをしていると脳は衰えてしまいます。高齢者にとっては脳を鍛えることが重要で、そのためには適度なストレスをかけてあげることです。その意味でも、脳活は重要になります」
脳に適度なストレスを与える効果がある脳活。間違い探しやナンプレ、マッチ棒クイズ、イラスト記憶などの脳活ドリルは一般的に知られているが、塚本 浩先生も「脳活ドリルは有効な手段のひとつ」と話す。
一例として上で2つ紹介しているが、脳活ドリルはやはり脳の活性化には有効ということだ!
■「運転脳活性化ドリル」で6つの運転脳の衰えを食い止める! ご両親や祖父母へのプレゼントとしても最適
脳神経内科専門医・塚本 浩先生を総合監修に迎え、自動車専門メディア「ベストカー」がタッグを組んで編集した本『運転免許認知機能検査 完全攻略本』が、2024年6月20日に発売。
クルマの運転に必要な運転脳。そのなかでも特に重要な脳力が、判断力、集中力&注意力、遂行力、記憶力、予測力、視空間認知力の6つ。安全運転に欠かせない、それら運転脳の衰えを食い止めるためにも、脳活ドリルを日々行うことは大切と、塚本先生は語る。
高齢ドライバーにとって大切な「運転脳活性化ドリル」が、全187問も掲載されている『運転免許認知機能検査 完全攻略本』。シルバーウィークに入る今、ご両親や祖父母へのプレゼントとしても最適です!!

別冊ベストカー
『運転免許認知機能検査 完全攻略本』
総合監修:塚本 浩(脳神経内科専門医)
定価:1320円
講談社ビーシー/講談社